韓国語能力試験(TOPIK)2級に3カ月で合格する勉強法
韓国語能力試験(TOPIK)は、日本で受験することのできる韓国語関連の資格の1つで、国内では年に3回ほど試験が行われています。
世界的な試験であり、韓国の企業でも語学力の目安として評価されやすいので、スキルとして身に着けたいという人に特におすすめです。
韓国語能力試験は1、2級に挑戦できる初級と、3級以上に挑戦できる中・上級に分かれており、今回は初級の試験について紹介します。
TOPIK初級向けの参考書
参考書は韓国語能力試験初級に対応している中で、「基礎文法を学べる小問題付きのもの」「問題量をこなせるワークブック」「問題集」の3種類があると、しっかり定着させながら学ぶことができます。
書店などで実際に手に取って色合いや文章量、分厚さなどを確認し、自分で取り組みやすそうだと思えるものを選びましょう。
もし迷ったら「できる韓国語」シリーズがおすすめです。
具体的な学習内容とスケジュール
3カ月で合格を目指す場合のスケジュール例を紹介します。
大体1日1時間勉強時間がとれれば、実現可能です。
1カ月目:
まずは基礎文法学習用の参考書で、基礎を確認します。解説を読むだけでなく、自分で学習内容をノートにまとめなおしたり、小問題を解いたりして定着させましょう。
2カ月目:
ワークブックで問題を解き、分からないものがあれば文法用参考書に戻り復習をします。全問正解できるようになるまで何周かしたら、次の問題集に移ってください。
また基礎の定着度に不安がある場合は、ワークブックの時間を少なくして、1カ月目の参考書学習の時間をさらに半月ぐらい増やし、理解度を上げましょう。
3カ月目:
問題集を使い、本番の形式に慣れていきます。できるだけ時間を計り試験の雰囲気で練習できると良いです。
リスニングはそこまで難易度は高くなく、試験範囲の文法や語彙を身に着けていれば問題なく聞き取ることができる人も多いでしょう。
高得点を目指す人は、普段から耳を韓国語に慣れさせておくことを、おすすめします。
問題集に加えて隙間時間に韓国語でドラマや映画などを観たり、K-POPを聴いたりする習慣をつけましょう。
韓国語能力試験2級は3カ月で合格を目指せる!
韓国語を1から学ぶ場合でも、無理なく短期間で韓国語能力試験2級を目指せる方法を紹介しました。
1人ではやる気が続かない、初級レベルが身についたのでもっと韓国語を学びたい、読み書きと合わせてスピーキング能力も身に着けたい、という人は、韓国語教室に通うのもおすすめです。
自分に合った方法で楽しく韓国語を学んでいきましょう。