「愛の不時着」で学ぶ韓国語!「반드시」「~대요」の意味と使い方
この記事では、韓国ドラマ「愛の不時着」に登場する韓国語の中級表現を説明します。
原作タイトルは「사랑의 불시착」です。韓国語タイトルがそのまま日本語タイトルになっています。
「불」は、漢字の「不」を表すため、他にも「不可能」は「불가능」、「不参加」は「불참」と、同じ文字を用いて表します。
愛の不時着には、韓国語の中級表現がたくさん出てきます。ドラマも文法も楽しんで勉強していきましょう。
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반드시
【意味】
必ず
【文法解説】
「必ず」の他に「間違いなく」「例外なく」といった意味として使われる副詞です。書き言葉やかしこまった文章、スピーチなどで使われることが多いです。
【実際のドラマシーン】
<愛の不時着 第4話>
平壌でセリを見失い、やっと見つけた後のジョンヒョクのセリフ。
「내 눈에 보이는데만 있으면 약속했거든요. 내 눈에 보이는 동안에는 반드시 지켜줄 거라고」
-> 「私の目に見えるところにいたら、約束したんですよ。私の目に見えてる間は必ず守ってあげると」
【使い方の解説】
「必ず」や「絶対に」を表す韓国語は他にも「꼭」や「절대로」がよく使われます。
「꼭」は、「必ず」の他、「ぜひ」など、文脈によって意味合いが変わります。話し言葉で使われることが多いです。一方「반드시」は、やや堅い印象を与える表現だと言えます。
また「절대로」は、「絶対~してはいけない」「決して~しない」など、強い否定の意味を持ちます。
~대요
【意味】
~だそうです。
【文法解説】
~대요は、「~다고 해요」を短縮した、間接話法です。
直前の単語が、形容詞や「있다、없다」の場合は、パッチムの有無に関わらず、そのまま「~대요」が続きます。直前の単語が動詞の場合は、パッチムの有無によって活用が変わるので注意が必要です。
【実際のドラマシーン】
<愛の不時着 第5話>
汽車が止まってしまい、外で夜を明かすことになった時のセリのセリフ。
「인도속담에 그런말이 있대요. 잘못탄 기차가 때론 목적지에 데려다준다고」
->「インドの諺に、こんなのがあるそうです。間違って乗った汽車が、時には目的地に連れて行ってくれる、と。」
【使い方の解説】
実際のセリフでは、있다が直前にあるので、そのまま「있대요」となります。
会話でよく使う表現で、「있대」と요をつけないと、タメ語でよりフランクな話し方になります。
まとめ
人気ドラマ「愛の不時着」には、韓国語の中級表現が多く使われています。
北朝鮮の言葉や訛りもあり、聞き取りにくい部分もあると思います。ただこの記事で紹介した表現は、日常会話でもよく使うものなので、覚えておくと便利です。
これからも、韓国語の勉強を楽しみながら続けていきましょう。