日本と韓国、大学生の夏休みはどう違う?
夏休み(여름방학)は、大学生にとって自由に使える貴重な時間ですね。
日本と韓国では、その過ごし方や考え方に、いくつか違いがあります。
今回は日韓での大学生の夏休みの違いについて紹介します。
▼夏休みの韓国語は?▼
日本と韓国、大学生の夏休みはいつ?
まず、夏休みの期間について見てみましょう。
日本の大学では、一般的に7月末から9月末までの約2か月間、休みがあります。
一方韓国では、6月末に前期(전기)の授業が終わり、8月末から後期(후기)が始まる大学が多く、日本より少し早めに夏休みがスタートします。
大学生、夏休みの過ごし方は?
夏休みの過ごし方にも、違いがあります。日本の大学生は、夏休みの間にアルバイト(아르바이트)をしたり、旅行に出かけたりして、比較的のんびりとリフレッシュする傾向があります。
帰省や友達との時間、趣味に使う人も多く、夏を楽しむ雰囲気が強いです。
それに対して、韓国の大学生は夏休み中も積極的にスキルアップや就職準備に励む人が多いです。
インターン(인턴)や短期留学(단기 유학)、資格の勉強(자격증 공부)など、「自己開発(자기계발)」に力を入れるのが一般的です。
韓国では就職するために、様々なスキルやインターンの経験、資格の有無がかなり重要視されていることが影響しています。
大学自体も海外語学研修やボランティアプログラムを用意しており、学生が夏休みを有効に活用できるようになっています。
実際に筆者の友達も、この期間を利用して、韓国から日本に留学に来ている人がたくさんいました。費用としても、大学の負担もあったりと、お得に行けることが多いです。
日韓の大学生、それぞれの夏休みの違い
旅行スタイルにも違いが見られます。日本の大学生は、国内旅行を中心に花火大会や夏フェスなどを楽しむ人が多いですが、韓国の学生は、海外旅行(해외여행)に出かける人が多く、東南アジアやヨーロッパなどへの短期滞在が人気です。
また韓国では、夏休み中も塾(학원)に通ったり、カフェで勉強したりと、勉強モードを維持している学生も少なくありません。
一方日本では、「休み=リラックス」のイメージが強く、学びよりもリフレッシュを重視する傾向があるように感じます。またはこの期間を利用して、バイトに勤しむ学生も多いのではないのでしょうか。
まとめ
日本と韓国、それぞれの大学生の夏休みの過ごし方には違いがありますが、どちらも自分の未来や日常を豊かにするための大切な時間です。
文化や価値観の違いを知ることで、より広い視野で自分の時間の使い方を考えるきっかけになるかもしれません。