「ドクターズ〜恋する気持ち」で学ぶ韓国語「니까요」「바로」

ドラマで韓国語

この記事では、韓国ドラマ「ドクターズ〜恋する気持ち」に出てくる、韓国語の中級表現を解説します。

原作のタイトルは「닥터스」です。一見すると「ダクトス」と読めてしまいますが、韓国英語で「ドクターズ」を表しています。

2016年に、韓国SBSで放送されていたドラマです。

パク・シネと、キム・レウォンが主演の、若い医師たちによる愛と成長の物語です。NetflixやABEMAプレミアムなどで配信されている人気作品です。

ドラマの中では、日常会話がたくさん使われています。その中から、中級の韓国語表現を勉強していきましょう。

~니까요

【意味】
~なんです。~だからですよ。

【文法解説】
「~니까…」と「~だから…」のように、文中で使う表現ではなく、文末で使う表現です。「~なんです」や「~だからですよ」と、理由を表します。

【実際のドラマシーン】
<ドクターズ ~恋する気持ち 第1話>

ホン・ジホンに「化粧したな?」と聞かれ、一度「してません」と答えた女子生徒。再び「ファンデーションが浮いてるぞ」と言われたあとの、女子生徒のセリフ。

안했다니까요
->「何もしてません」

【使い方の解説】
直訳すると「してませんよ」となります。「化粧をしてません」と答えるのが2回目なので、「してませんってば」のようなニュアンスになっています。

바로

【意味】
すぐ、まさに、ちょうど

【文法解説】
時間、場所、状態など、様々な表現と共に使う副詞です。使う場面によって、意味が異なります。

【実際のドラマシーン】
<ドクターズ ~恋する気持ち 第2話>
これまでの素行の悪さもあり、転校してきたユ・へジョンに対する教師のセリフ

바로 대학이야. 알았어?
->「すぐ退学だ。分かったか?」

【使い方の解説】
このシーンでは、바로が「すぐ」の意味で使われています。似たように「すぐ」の意味を持つ単語として「금방」がありますが、それよりも短い時間を意味するのが「바로」です。

また他の使い方として、「그 사람이 바로 저예요.」と言えば、「その人が、まさに私です」となります。

この様に、「바로」は、使う場面によって様々な意味を持ちます。

まとめ

韓国ドラマ「ドクターズ ~恋する気持ち」には、中級の韓国語表現がたくさん出てきます。今回紹介した表現は、どれも、日常生活で便利に使えるので、ぜひ覚えておきたいですね。

ドラマを楽しみつつ、韓国語の勉強もしっかり進めていきましょう。