韓国語の悪口&NGワードまとめ|放送禁止用語と上手な言い換え方
韓国ドラマやバラエティを見ていると、急に音が「ピー!」となることがありますよね。
日本と同じで、あれは放送禁止用語や強い悪口が使われた時に流れます。
今回は、韓国人がよく使う悪口や、マイルドに言い換える方法を紹介します。
実際に使うとトラブルになる可能性があるので、「理解をして意味を知る」「番組を聞き取る」ために活用してください!
よく聞く韓国語の悪口
씨발(シバル)
もっともよく聞く悪口。
「くそ!」に近い感覚。怒った時に独り言として使う人も多いですが、他人に向けて言うととても攻撃的。
英語で言うMother Fxxxerの意味があるので、侮辱的な意味がかなり強いです。
韓国の居酒屋で若者が普通に使っていたり、PCバンで大きな声で友達との会話中に使用したり、イライラしているタクシーの運転手が独り言で使っていたり・・筆者も現地でたくさん耳にします・・
존나(チョンナ)
直訳は「めっちゃ、くそ~」。本来は下品な言葉ですが、若者は「超~」「まじで」と軽いノリで使うことも多いです。
(존나 웃겨=めっちゃ笑える、など)
こちらの語源も性的な意味があるため、むやみに使用すると下品ですし、いい印象は持たれません。
개새끼(ケセッキ)
直訳すると「犬の子」ですが、昔は犬が奴隷的な意味で使われていたとこもあり、人に対して使うとかなり侮辱的な意味になります。
日本語の「くそ野郎」に近い表現。
쓰레기(スレギ)
直訳は「ゴミ」。
純粋に「ゴミ」という意味の単語ですが、人に向かって言うと「人間として最低」「クズ」という強い侮辱になります。
「진짜 쓰레기야!(まじでクズ!)」のように感情的に使われることが多いです。
あの人終わってるよね~といった感じに友達同士で話す分には、そこまで悪い印象ではないですが、話し相手に使用するとかなり不快に思われます。
병신(ビョンシン)
直訳は「障害を持つ人」という意味ですが、悪口として使うと「バカ」「クズ」「どうしようもないやつ」といった最悪の侮辱になります。
かなり攻撃的で差別的な表現なので、日常会話で使うのは絶対にNG。
韓国でも公共の場やテレビではピー音が入るレベルです。
マイルドな言い方・言い換え表現
紹介した用語でなくても、腹が立った時、怒りを表現したい時は、言い換えてみるのが大事です。
아이씨(アイシ)
씨발の短縮版。放送でもギリギリ使えるレベル。イラッとした時の独り言でよく使います。
헐(ホル)
若者言葉で「まじ?」。びっくりした時や呆れた時に。
짜증 나(チャジュンナ)
ちょっと腹が立った時に使えます。
기분 나빠(キブン ナッパ)
「気が悪い」という意味で不快感を表現できます。
뭐야(ムォヤ)
「何なの?」という意味ですが、言い方を強めにすれば「は?」に近い意味になります。
まとめ
紹介した悪口はかなり強烈で、しかも語源が差別的なものばかり。
韓国人の友達が使っているから、現地で使っている場面に遭遇したから、という理由で簡単に使用するのは絶対にやめましょう。
特に言語学習者は韓国語を理解して勉強しているからこそ、使わないのが無難です。
また現地でこのようなことを不意に言われてしまうことがあります。知っているのと知らないとでは相手に対する対応が変わってきますよね?
そういった時にも理解しておくことは重要です。
トラブルにならないように注意しましょう!