「マイ・シークレットホテル」で学ぶ中級韓国語「~니」「그만~」

ドラマで韓国語

今回の記事では、韓国ドラマ「マイ・シークレットホテル」に出てくる韓国語の中級表現を解説していきます。

原作のタイトルは「마이 시크릿 호텔」で、英語をそのまま綴った表現ですが、日本語のタイトルも同じ形で「マイ・シークレットホテル」となります。ミステリーの要素もある、ホテルを舞台にしたラブコメです。

このドラマには、韓国語中級表現がたくさん出てきます。ぜひ、ドラマ鑑賞を楽しみながら、韓国語に慣れていってくださいね。

~니/ ~으니

【意味】
~だから、~ので
 
【文法解説】
直前にくる動詞や形容詞の語幹に、パッチムがあれば、「〜니」が続きます。直前にくる動詞や形容詞の語幹にパッチムがなければ、「〜으니」となります。

後に続く言葉の原因や理由などを表すのに使います。

【実際のドラマシーン】
<マイ・シークレットホテル 第1話>
話し合いをしている時の、チョ理事のセリフ。

아무 대안도 없으니 어떤 기대도 하지 말라
->「自分には案がないので、期待しないでくれ」
 
【使い方の解説】
「~니 / ~으니」は、原因を表す時に使う表現ですが、似たような表現に「~니까」があります。

ほぼ同じ意味で使うことができますが、「~니 / ~으니」の方が、どちらかと言うと固い表現として使われます。覚えておくと便利です。

그만~

【意味】
~をやめる
 
【文法解説】
「그만」の後に続く事柄を、「やめる」「とめる」という意味で使います。

【実際のドラマシーン】
<マイ・シークレットホテル 第3話>
結婚式の途中に事件が起きてしまい、号泣している新婦に対し、声をかける新郎ヘヨンのセリフ。

그만 울어
->「泣き止んでくれ」

【使い方の解説】
「~をやめて」「~をしないで」という時には「~지마」を使うこともあります。

違いとしては、「그만~」の方が、ずっと続いていたことをやめる時に使う、という点です。上記でも、長い間、ずっと泣き続けていた新婦に対して使っています。

また、「그만 좀 해」=「いい加減、もうやめて」という表現は、日常生活でもよく使うので覚えておくと便利です。

まとめ

韓国ドラマ「マイ・シークレットホテル」には、韓国語の中級表現がたくさん出てきます。

継続して韓国語を聞いていると、だんだん耳が慣れてきて、聞き取りやすくなる瞬間がくると思います。

ぜひドラマを見て楽しみながら、韓国語の勉強も続けてくださいね!