韓国語で「早い」「速い」の違いは?使い分けや例文を紹介
日本語の【早い・速い】は同じ音ですが、意味は少し異なります。
韓国語での早い・速いは、それぞれ異なる単語ですが、細かい違いをどうやって使い分けているか気になりませんか。
今回は例文を混ぜながら、韓国語の早い・速いの違いや使い分け方などを紹介します。
韓国語で早い・速いはなに?
韓国語で早い・速いはなんと言うのでしょうか。
이르다と빠르다です。
・早い=이르다(イルダ)
・速い=빠르다(パルダ)
意味の違いや使い分け方は?
日本語の早い・速いは意味の違いを知っているので、日常では使い分けをしていますよね。
では이르다と빠르다、2つの単語の違いについて詳しく説明します。
이르다(イルダ)
意味:早い、〜するには早すぎる
이르다は、ある時間や時期よりも前に物事が行ったり、終わったりすることに対して使います。例えば、いつも起きる時間より1時間前に目が覚めた時にも使えます。
例文
언제보다 이른 밥을 먹고었다.(いつもより早くご飯を食べた。)
잘 시간이 너무 일러요.(寝る時間には早すぎます。)
아직 포기하지 말아요.일러요.(まだ諦めないでください、早すぎます。)
그렇게 춥지 않으니까 아직 눈이 오기에는 일러.(そんなに寒くないから、まだ雪が降るには早すぎるよ。)
아직 일어나기에는 이르다.(まだ起きるには早い。)
빠르다(パルダ)
意味:行動や速度、時刻が速い
韓国ドラマでも、急ぐ時や催促する時に「빨리 빨리(早くして)」と言っているのをよく耳にしますよね。
빠르다は、行動や速度などスピードを表す時に使います。ただ日本語日本訳すると「早い」を使う場合も多いですね。
例文
버스가 왔으니까 빨리 이쪽으로 와요.(バスが来たから、早くこっちに来てください)
흐름이 빠릅니다.(流れが速い。)
빨리 보고 싶어요.(早く会いたいです。)
빨리 밥 먹고 빨리 가.(早くご飯食べて、早く行きなさい。)
빨리 가지 않으면 늦을 거야!(早くしないと遅れるよ!)
빨리 빨리 해.(早くしてよ。)
이 시게는 저 시게보다 10분 이르다.(この時計はあの時計より10分早い。)
早い・速いの反対語は?
이르다と빠르다の反対語は、늦다や느리다(遅い)です。
늦다・느리다の使い分け
늦다は、ある時間や時期よりも遅い・間に合わない時に使います。
느리다は、動作や速度などスピードが遅い時に使います。
まとめ
今回は、韓国語で早い・速いの違いや使い分け方などを紹介しました。
時間や時期に対しては이르다、時刻や速度などスピードを表す時には빠르다を使います。
ぜひ이르다と빠르다の違いを知って、使い分けてみてくださいね!