韓国のかき氷「ピンス」とは?日本との違いは?夏に食べたい韓国のスイーツ事情
“夏”といえば、冷たいスイーツが恋しくなる季節。中でも「かき氷」は、日本の夏を代表する定番スイーツですよね。
実はお隣・韓国でも「かき氷(빙수/ピンス)」は大人気!同じ氷を使ったスイーツでも、日本と韓国ではそのスタイルや楽しみ方がかなり違います。
今回は、そんな日韓のかき氷文化の違いを紹介します!
(1)日本のかき氷はシンプル&懐かしい味
日本のかき氷といえば、お祭りの屋台などで見かける「いちご」「メロン」「ブルーハワイ」などのカラフルなシロップをかけたタイプが主流。
氷自体はシャリシャリとした食感で、シロップの甘さと相まって、どこか懐かしい味がしますよね。
最近では、かき氷専門店も増えてきて、ふわふわの「台湾風かき氷」や、日本ならではの宇治金時、抹茶クリームを使った和風のかき氷など、バリエーションも豊かになっていますが、やはり「夏=かき氷!」というイメージは今でも強いですね。
(2)韓国のピンスはトッピング盛りだくさん!
韓国では「ピンス(빙수)」と呼ばれるかき氷が大人気。中でも有名なのが「パッピンス(팥빙수)」という、小豆や練乳、フルーツなどがのった豪華なスタイル。
きなこ、マンゴー、抹茶、オレオ、チーズケーキなど、スイーツのような進化系ピンスもたくさん登場しています。
夏にはメロンを丸ごとくりぬいた器に入ったかき氷など、ユニークなかき氷が多いのも魅力です。
氷も日本のかき氷より細かく、ミルク氷を削ったタイプが多いため、まるで雪のようにふわふわ!見た目も華やかで、SNS映えするものが多いのが特徴です。
(3)韓国のサーティワンでもピンスが食べられる!
意外に思われるかもしれませんが、韓国のサーティワン(バスキンロビンス/배스킨라빈스)では、夏になると「アイスピンス」メニューが登場します!
これは、アイスクリームとふわふわ氷、フルーツやチョコなどを組み合わせた贅沢なかき氷スイーツで、まさに「かき氷×アイス」の夢の共演。
日本のサーティワンではなかなか見かけないメニューなので、韓国に行ったらぜひ試してみたい夏限定のスイーツです。
ちなみに、韓国のサーティワンは日本よりも店舗が多く、季節限定や韓国オリジナルのフレーバーも豊富!
そのほかインスタ映え間違いなしのアイスケーキや、モチ、アイスサンドなど、珍しいアイスもたくさん。スイーツ好きにはたまらないスポットなんですよ。
▼夏に気になると言えばこちらも▼
(4)まとめ
日本の「懐かしくてシンプル」なかき氷と、韓国の「豪華で映える」ピンス。どちらも夏にぴったりの冷たいごちそうです。
その国ならではのスタイルや食文化が反映されていて、比べてみると面白いですよね。
今年の夏は、かき氷を通じて日韓の違いを感じながら、暑さをおいしく乗り越えてみませんか?