韓国語で「大好き」は?사랑해と좋아해の違いと使い方
「好き」「大好き」「めっちゃ好き」など、日本語にも「好き」を伝える表現がいろいろあります。
韓国語にも感情の強さや対象によって使い分ける「好き」の表現が存在します。
今回は「좋아해(チョアヘ)」「사랑해(サランヘ)」の違いや、それぞれの活用、SNSなどで使える略語も紹介します!
1. 「좋아해」と「사랑해」の違い
「좋아해」と「사랑해」、この2つの表現はどちらも「好き」という意味ですが、使われる場面や感情の強さが異なります。
좋아해(チョアヘ)
人や物、趣味などに対して幅広く使えるカジュアルな「好き」です。
사랑해(サランヘ)
恋人や家族など、特別な相手に対して使う「大好き」「愛してる」で、深い愛情を表す言葉です。
日本語で例えると、
좋아해=「好きだよ」
사랑해=「大好き/愛してる」
相手との関係性やシチュエーションに合わせて使い分けることがポイントです!
2. 「좋아하다」と「사랑하다」の活用
原形:좋아하다(チョアハダ)=「好きだ」
日常会話でもっともよく使われる「好き」の表現です。
人、食べ物、趣味、アーティスト、モノなど、様々な「好き」に使えます。
– 좋아해요(チョアヘヨ)=好きです(丁寧)
– 좋아해(チョアヘ)=好き(カジュアル)
例文
– 나는 김치를 좋아해요.(私はキムチが好きです)
– BTS를 정말 좋아해!(BTSが本当に好き!)
– 이 노래 너무 좋아해요.(この曲めっちゃ好きです)
原形: 사랑하다(サランハダ)=「愛する/大好き」
恋人や家族に対して使う、強い愛情を表す表現です。
「大好き」「愛してる」といった深い感情を伝えたいときに使います。
– 사랑해요(サランヘヨ)=愛しています(丁寧)
– 사랑해(サランヘ)=愛してる/大好き(カジュアル)
例文
– 너를 사랑해.(君を愛してる)
– 가족을 정말 사랑해요.(家族を本当に大切にしています)
– 사랑해, 오빠!(大好き、オッパ!)
「좋아하다」と「사랑하다」は、どちらも目的語をとる動詞のため、助詞は를/을を使います。
強調して伝えたいときは、
– 진짜 좋아해 =本当に好き!
– 완전 사랑해 =めっちゃ大好き!
– 너무 좋아해 =とっても好き!
– 엄청 사랑해 =ものすごく大好き!
などと一緒に使うと良いでしょう。
3. SNSやメッセージで使える略語「ㅅㄹㅎ/ㅈㄹㅎ」
韓国ではSNSやメッセージなどで、「좋아해(好き)」「사랑해(愛してる)」といった気持ちを略語や数字で表現する文化があります。
・ㅈㅇㅎ:좋아해(好き)
・ㅅㄹㅎ:사랑해(愛してる)
どちらも文字を略したもので、チャットやコメントでよく使われます。
さらに、ハングルの画数や語呂を使った数字の表現も存在します。
・486:사랑해(愛してる)
ハングルの画数に由来し、「사(4画)+랑(8画)+해(6画)」=486 という意味になります。
・024:영이사 -> 영원히 사랑해(永遠に愛してる)
0(영)、2(이)、4(사)を合わせて「영이사(ヨンイサ)」と読み、「영원히 사랑해(永遠に愛してる)」という意味を込めています。
こうした略語や数字表現を使えば、楽しく好きを表現できます。
▼好きに関する韓国語はこちらでも
4. 韓国語の「大好き」まとめ
いかがでしたか?
今回は、韓国語の「大好き」表現について紹介しました!
気持ちを伝える表現は、相手やシチュエーションに合わせて使い分けましょう。ぜひ、韓国語で「好き!」を伝えてみてくださいね。