韓国語で「ありがとう」はどう言う?고마워요と감사합니다の違い・使い分けを例文付きで解説
韓国語の勉強で必ず出てくる表現が「ありがとう」です。
韓国語には「고맙다」と「감사하다」という2種類があり、それぞれ「고마워요」「감사합니다」といった形で日常会話でよく使われています。
どちらも感謝を伝える言葉ですが、使う場面やニュアンスに違いがあります。
今回は、それぞれの違いと使い分けをわかりやすく紹介します。
1. 고맙다:親しみやすい「ありがとう」
「고맙다」は日常的で親しみやすい「ありがとう」を表す言葉です。
友達や家族など親しい相手に自然に使え、柔らかいイメージを表すのが特徴です。
活用形としては「고마워」(カジュアル)、「고마워요」(丁寧だが親しみあり)、「고맙습니다」(丁寧・フォーマル)があり、状況や相手によって使い分けられます。
例文
도와줘서 고마워.(助けてくれてありがとう。)
선물 고마워요!(プレゼントありがとうございます!)
신경 써 주셔서 고맙습니다.(お気遣いいただきありがとうございます。)
日常会話でも自然に使えるのが「고맙다」です。
ドラマやK-POPのバラエティでも、親しい関係の間では「고마워요」「고마워」がよく登場します。
2. 감사하다:改まった「ありがとう」
「감사하다」は「感謝する」という意味で、より丁寧な表現です。
特に「감사합니다」はビジネスや公式な場面で最もよく使われます。
他にも「감사해(カジュアル)」「감사해요(丁寧)」といった形があります。
例文
오늘 와 주셔서 감사합니다.(本日来てくださりありがとうございます。)
항상 응원해 줘서 감사해.(いつも応援してくれてありがとう。)
연락 주셔서 감사해요.(ご連絡いただきありがとうございます。)
公式の場や目上の人、初対面の相手に伝える感謝の場面では「감사합니다」が無難です。
文章やスピーチでもよく用いられ、丁寧な印象を与えます。
3. 韓国語「ありがとう」 고맙다と감사하다の違い
고맙다と감사하다は両方とも「ありがとう」を意味しますが、ニュアンスに違いがあります。
고맙다:親しみやすく日常的、カジュアル
감사하다:フォーマルな場面や目上の人に適した丁寧な表現
友達や家族には「고마워」「고마워요」、職場や公式な場面では「감사합니다」と使い分けると自然です。
韓国アイドルや俳優がファンに向けて「감사합니다」と言うのは、丁寧さを強調するためで、親しい仲間には「고마워요」と言うことが多いです。
▼ありがとうと一緒に覚えよう!▼
4. まとめ
韓国語の「ありがとう」には「고맙다」と「감사하다」があり、場面や相手に応じて使い分けることが大切です。
親しい相手には「고마워」「고마워요」、改まった場面では「감사합니다」を使うことで、より自然で正確に感謝を伝えられます。
違いを理解することで、韓国語での表現力がぐっとアップするため、韓国旅行時に韓国人の友達と会話する機会があれば、ぜひ使い分けてみてください!