韓国語の語彙力はK-popで増やす!? ”That That”で学ぶ韓国語単語

Kpopで勉強

K-popや韓国ドラマに親しんでいると、「字幕なしで聞き取ってみたい」と思うことはないでしょうか。そういったきっかけで韓国語を習い始める方も、少なくはありません。

しかし…

彼らの言葉は口語の噛み砕いた言葉や、場合によってはスラングなども混じっていることがあり、なかなかハードルが高いです。

その中で鍵を握るのが、「語彙力」です。今回は、渡韓歴25回を数える韓国好きの方に、「語彙力」の増やし方について解説していただきます。

「語彙力」の増やし方

英語、韓国語と、2つの外国語を勉強した経験から、その大切を痛感しているのが知っている単語量の多さです。

韓国語で知っている単語が増えれば、話の中から拾える言葉が増えます。結果、理解できる部分が増える。

と、いうのはたやすいですが、年齢とともに衰える記憶力…

ひとくちにより多くの単語を覚えるといっても、けっこう大変ですよね。

しかもここでつまずくと、韓国語の勉強自体が嫌になってしまったり!そうした事態はできるだけ避けたいわけです。

幸い、韓国語は英語と比べると、日本語と同じ発音だったり、同じ漢字が使用されている単語も多いです。そうした単語を、ドラマや歌、インタビューで使用したフレーズなど、文章で使用されているものから拾って覚えるのが、近道です。

K-popで覚える韓国語単語

私が最近、その歌詞の意味が気になっているのが、小学生の間でもとても流行っているらしい!? BTS SugaさんがプロデュースしたPsyさんの”That That”です。

この中で使われている単語にも、ひとしきりのバリエーションがありました。

まずは、日本語と同じ漢字が使用されており、読みも同じもの。
그래 기분이 오져 uh (そうだよ 気分が最高なんだ)
기분 좋아 Babe (Babe) (気分がいいBabe (Babe) )
気分=기분

次に、使用されている漢字は同じだが、読みが韓国特有のもの。
東西南北=동서남북
江南江北=강남강북

韓国語の場合、1つの漢字に対して1つの読みしかないことが多いので、1つの漢字の韓国語読みを覚えると、あらゆる単語で応用が利きます。

サビの「좌 우 위 아래로」というフレーズは、
左右=좌우 と、こちらは日本語で使用されている漢字ですが、
上=위下=아래 は韓国のみの固有語です。

このように、歌詞の一部から、こんなにお手軽に、これだけの単語が勉強できてしまいます。
そして、よく聞く歌詞なので、忘れづらい。

私はこうして、新しく単語を覚えたり、以前覚えた単語の復習をするのに役立てています。みなさまもぜひお試しいただければと思います。

今回は、実際のK-popの歌詞を例に、語彙力の増やし方について解説していただきました。先ずは好きなK-popの歌詞から、少しずつチャレンジしてみてください!