「花より男子」で学ぶ中級韓国語

ドラマで韓国語

この記事では、韓国ドラマ「花より男子 Boys Over Flowers」に登場する韓国語の中級表現を解説します。

原作のタイトルは「꽃보다 남자」で「コッボダ ナムジャ」と読みます。直訳は「花より男」ですが、日本語タイトルは「花より男子」です。

原作は日本の作品ですが、韓国でも大人気となったドラマです。

このドラマには、韓国語中級表現が多数登場します。

少し古いドラマですが、どのセリフも難しくなく、聞き取りやすいと思います。ドラマとしての内容も楽しみつつ、勉強できますよ!ぜひ、継続して韓国語を勉強してくださいね。

정신 차리다

【意味】
しっかりして

【文法解説】
정신(チョンシン)」は「精神」、動詞「차려(チャリョ)」の原型「차리다(チャリダ)」は「整える」という意味で、直訳すると「精神を整える」となります。

ただし直訳の意味で使われることは殆ど無く、日常会話で話し相手に「정신 차려!」という時は、「しっかりして!」という意味の慣用句として使われています。

【実際のドラマシーン】
<花より男子 第3話>
プールで溺れてしまったク・ジュンピョを助けたジャンディが、目を覚まさせようと必死に声を掛けている時のセリフ

정신 차려!
-> 「しっかりして!」

【使い方の解説】
「정신 차려!」は、ドラマでよく使われるセリフです。「目を覚まして!」ではなく、「気を引き締めて!」のような意味で使われることもあります。

~지마

【意味】
~するな、~しないで

【文法解説】
動詞や形容詞の語幹に、「지 마」をつけます。元々は「~지 말다」で、これを命令形にした形です。

【実際のドラマシーン】
<花より男子 第10話>
ジフが、落ち込むク・ジュンピョを励ましている時のセリフ。

걱정하지마
->「心配するな」

【使い方の解説】
「걱정하지마」は、ドラマだけでなく、日常生活でもよく使います。「心配するな」や「大丈夫だよ」と、励ますニュアンスで使うことが多いです。

またこのシーンでは、「걱정하지마」のすぐあとに「드려워하지마=怖がらないで」というセリフも使われています。

まとめ

「花より男子」では、韓国語中級表現が多く使われています。

この記事で紹介した通り、日常生活でもよく使う表現がたくさん出てくるので、勉強になりますよ。ぜひ、ドラマを楽しみつつ、韓国語の勉強も頑張りましょう!