「SKYキャッスル」で学ぶ中級韓国語

ドラマで韓国語

この記事では、韓国ドラマ「SKYキャッスル」に出てくる韓国語の中級表現を解説します。

原作のタイトルは「SKY캐슬」で、直訳がそのまま「スカイキャッスル」です。日本語版では「~上流階級の妻たち~」というサブタイトルもつきます。

日本版のドラマもスタートするほど人気があり、超富裕層の妻たちによる子どもの受験戦争を中心に描いたドラマです。

このドラマには、韓国語中級表現がたくさん登場します。ドラマも楽しみつつ、ぜひ、継続して韓国語を勉強してくださいね。

~아/어야

【意味】
~してこそ、~すれば

【文法解説】
動詞や形容詞のあとに「아/어야」をつけます。前の文章の条件を満たせば、という意味となり、「~してこそ」「~すれば」と訳します。

【実際のドラマシーン】
<スカイキャッスル 第1話>
夫婦の会話で、「俺の娘は合格する!小細工なんかしなくても!」と言う夫に対する、ソジンのセリフ。

해야 붙어요!해야!
->「(小細工を)すれば受かる!すればね!」

【使い方の解説】
붙다は、「つく、くっつく」の意味のほかに「시험에 붙다」とすることで「試験に受かる、合格する」という意味になります。「시험에 합격하다」と同じ意味です。

ここでは、後者の意味で使われています。

~에 따라(서)

【意味】
~によって、~に従って

【文法解説】
名詞に「~에 따라」をつけることで、「~によって、従って」という意味になります。

直前に動詞と形容詞を使う場合は、「~ㄹ 것」と、連体形にした単語に、「~에 따라」を続けます。

【実際のドラマシーン】
<スカイキャッスル 第2話>
VIPを対象としたシークレットな会合が行われている会場で、参加者を案内するときの、司会の人のセリフ。

저의 직원들 안내에 따라 룸으로 이동해주시기 바랍니다
->「従業員の案内に従って、ルームに移動してください」

【使い方の解説】
~에 따라서」と、なることもありますが、ドラマに出てくるような会話では、省略されることが多いです。

まとめ

韓国ドラマ「SKYキャッスル」には、韓国語の中級表現が多数、登場します。

話すスピードが速い箇所もありますが、だんだん耳が韓国語に慣れてくると、聞き取れるようになりますよ!

ぜひ、ドラマを楽しみながら、韓国語の勉強も続けられると良いですね。