ドラマで覚える「中級韓国語」【真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~編】

ドラマで韓国語

ドラマで覚える「中級韓国語」の連載。今回は、韓国ドラマ「真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」で使われている韓国語中級表現を解説します。

原作タイトルは「진심이 닿다」で、そのまま直訳されています。

ヒロインの名前が「ジンシム」でもあるため、2つの意味が読み取れるタイトルです。女優であるヒロインと、一見無愛想な弁護士が繰り広げる、オフィスラブストーリーです。

前回取り上げた「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」と同様、分かりやすい韓国語中級表現が多数出てきますので、ぜひ楽しみながら勉強してください。

장난아니다

【意味】
半端じゃない、冗談じゃない、すごい

【文法解説】
장난は、直訳すると「いたずら」「遊び」という意味です。後に「아니다」が続くことで、「半端じゃない」という、想像以上だった、ということを表す言葉になります。

かしこまった場ではあまり使わず、親しい間柄の人に対して使う言葉です。

【実際のドラマシーン】
<真心が届く 第1話>
ドラマの台本を、読んでいたジンシム。ドラマのヒロインが清純なイメージで、法学部に在籍していた自分にぴったりだと、マネージャーに伝える時のセリフです。

싱크로율 장난아니야!
訳: シンクロ率が半端じゃないの!

【使い方の解説】
「率」は「률」ですが、直前に母音がくる場合と、ㄴがくる場合は、「율」となります。「ㄴ」以外の子音がくる場合は「률 」を使います。

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부담스럽다

【意味】
負担だ、気が重い、プレッシャーだ

【文法解説】
부담は、直訳すると「負担」の意味になります。

스럽다は「~らしい」という意味で、부담の後に続くことで、「気が重い」という表現になります。他にも、「사랑스럽다=可愛らしい」や「여성스럽다=女性らしい」などとも使います。

【実際のドラマシーン】
<真心が届く 第1話>
ドラマが気に入り、出演交渉のため、イ作家に会うジンシムとマネージャー。「ジンシムさんの言いたいことはよく分かったけど…」に続く、イ作家のセリフ。

나 솔직히 윤서씨랑 일하는것 좀 부담스러워
訳: 私は正直、ユンソさん(ジンシムの芸名)と一緒に仕事するのはプレッシャーだわ

【使い方の解説】
日本語で「負担です」と聞くと、とても重い印象で堅苦しい表現になります。韓国語でも、そのような意味も持ちますが、今回のように「ちょっとプレッシャーだなぁ…」という程度の表現にもなります。

まとめ

「真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」には、日常生活でもよく使われる韓国語中級表現が出てきます。

弁護士事務所が舞台のため難しい単語も出てきますが、聞き取りやすい言葉も多いので、少し気をつけるだけで、どんどん新しい表現を覚えられます。

気になった表現があったら、少し巻き戻して何度か観て聞き取りしてみるのもおすすめです。ぜひ楽しみながら勉強を続けていきましょう。