K-popで学ぶ韓国語! New Jeans『Super Shy』の韓国語歌詞を徹底解説

K-popで学ぶ韓国語

韓国語を勉強するにあたり、鍵を握るのが「語彙力」です。渡韓歴約30回という韓国好きの方に、K-popを使った「語彙力」の増やし方について解説していただくコーナー。今回で5回目となります。

韓国語の語彙力を増やすK-pop

英語、韓国語と、2つの外国語を勉強した経験から、その大切を痛感しているのが、知っている単語量の多さです。知っている単語が増えれば、話の中から拾える言葉が増えますし、いざ!という時は、単語をとにかく羅列すれば、通じるものは通じます。

そんな語彙力を増やすための1つの手段として、好きなK-popソングの歌詞で使用されている単語を拾って覚える、という方法があります。

中でも今回紹介するNew Jeans『Super Shy』、実は歌詞の大部分が英語(!)で、韓国語で歌っている部分は一部のみ、しかも「歌詞のリピート」が多いという特徴があります。ゆえに、英語をそれなりに勉強し、第3外国語として韓国語を勉強している人、あるいは韓国語ついでに英語を勉強してしまえ!?という人に非常にピッタリな内容です。

Jeansの「Super Shy」で学ぶ韓国語

まず、冒頭に出てくるフレーズ。

떨리는 지금도 =ドキドキする今も

ドキドキする、と言われると真っ先に上がるのが두근두근하다、두근두근 거리다かもしれませんが、こちらで使用されている떨리다も、この機会に合わせて覚えておきましょう。

우리 둘이 나란히=私たち二人が並んで
나란하다:並んでいる
나란히:並んで

これもペアで覚えてしまいましょう。

보이지? (봐) =見える?(見て)

보다の活用、ここで覚えてしまいましょう。

갑자기 =突然
빛나지 =輝いたでしょ

누구보다도=誰よりも

나 원래 말도 잘하고 그런데 왜 이런지 =私、もともとは話すの得意なのに どうしたんだろう

그런데は短縮系「근데」でお馴染みの単語ですが、「しかし」「でも」「ところで」といった意味合いで、前の内容と反対の内容を表す時や、話の転換や前置きをする時によく使われます。

Jeans「Super Shy」まとめ

今回はここまでになります。2023年夏に発売され、この年を代表する大ヒット曲となったNew Jeansの『Super Shy』。韓国語部分の歌詞について解説しました。

余談ですが韓国国内で「K-popなのになぜほとんど英語の歌詞なのか」、という意見はやはりちらほら出ているようです。が、彼らの目指す先は世界ですからね。

それ以上に、この曲の振り付けが有酸素運動みたいな感じに仕上がっており、もうこれ、ジムに入会する必要なんてなしに、彼らのダンスを真似して踊るだけでダイエットになるのでは、という意見になるほど、言う感じです(笑)。メンバーが全員10代と、圧倒的に若いからこそのエピソードですね!皆様の感想はいかがでしょうか。機会がありましたら聞かせてくださいね!