韓国語の「疲れた」を正しく使おう!힘들다・피곤하다・지치다の違いまとめ
日常会話でもよく使われる「疲れた」は、韓国語で表現するといくつかの単語が使われます。
その中でも特によく使われるのが「힘들다」「피곤하다」「지치다」の3つです。
どれも「疲れた」ですが、使う場面やニュアンスが微妙に異なります。
この記事では、それぞれの違いと使い方をわかりやすく紹介します!
1.힘들다:しんどい・つらい(心身どちらにも使える)
「힘들다」は、体力的・精神的に大変なとき、つらいときに使う言葉です。
単なる疲労だけでなく、ストレスや重圧、精神的なしんどさも含みます。
仕事がきつい、人間関係に疲れている、試験勉強がつらいなどの場面で自然に使えます。
例文
・오늘 진짜 힘들었어요.(今日本当にしんどかったです。)
・요즘 너무 바빠서 힘들어.(最近とても忙しくてしんどい。)
・마음이 너무 힘들어요.(心がとてもつらいです。)
2.피곤하다:身体的な疲れ・眠気を感じるとき
「피곤하다」は、体の疲れや眠気を感じているときに使う表現です。
残業が続いているとき、睡眠不足のとき、運動の後など体を使ったときに使えます。
精神的というよりは、肉体的な疲れにフォーカスしています。
例文
・어제 늦게 자서 너무 피곤해요.(昨日遅く寝たのでとても疲れています。)
・운동하고 나니까 피곤해.(運動したら疲れた。)
・요즘 계속 야근이라 피곤했어요.(最近ずっと残業で疲れていました。)
3.지치다:くたくた・ヘトヘト(かなりカジュアル)
「지치다」は、完全にバテた・くたびれた状態を表す、カジュアルな言い方です。
피곤하다よりも疲労感が強く、話し言葉やSNSなどでよく使われます。親しい友人との会話で自然に使える表現です。
また지치다は、地域によっては方言っぽく感じられることもあるため、最初は違和感を覚える学習者もいるかもしれません。
※丁寧な場面や目上の人にはあまり使わないほうがいいでしょう。
原形よりも過去形の「지쳤다」がよく使われます。
例文
・하루 종일 돌아다녔더니 지쳤어.(一日中歩き回ってくたびれた。)
・너무 더워서 금방 지쳤어요.(すごく暑くてすぐバテました。)
・일 끝나고 바로 운동했더니 완전 지쳤어.(仕事終わってすぐ運動したら完全にバテた。)
4.場面に合わせた「疲れた」を使い分けよう
いかがでしたか?
3つの単語を入れた文章でまとめると
직장 인간관계도 힘들고, 일도 많아서 너무 피곤해. 매일 야근이라 완전 지쳤어.
職場の人間関係はしんどいし(精神的)、仕事も多くてとても疲れてる(体力的)。毎日残業で完全にバテてる(ヘトヘト状態)
このように使い分けることができます。
今回紹介した3つの表現は、実際の会話やSNSでも頻出するので、自分の気持ちにぴったり合う表現を選べるように意識してみましょう。
普段使っているような単語でもニュアンスの違いがわかれば表現力もアップします!