「またね」は、韓国語で何ていう?3つの表現と使い方
世界的な人気を誇るK-POPですが、「曲の歌詞の意味を知りたい」「推しとビデオチャットで話せるようになりたい」という目標が、韓国語を勉強するモチベーションになっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、親しみを込めた別れのあいさつ「またね!」の韓国語を紹介します。いくつかバリエーションがあるため、興味がある人はぜひ覚えてみてください。
또 봐요/トボァヨ
「또 봐요/トボァヨ」は、もっともポピュラーな表現です。韓国人は別れるときには皆、この言葉を交わしているのではないでしょうか。
「또 /ト」は「また・再び」の意味で、「봐요/ボァヨ」は「보다/ポダ」(見る)の連用形に丁寧語の「요/ヨ」を付けた形です。
「보다」は、もともと「見る」という単語ですが、別れのあいさつでは「会う」の意味で使われます。英語の「See you again」のように、「See=会う」という使い方をイメージすると、分かりやすいかもしれません。
より近い相手には「또 봐/トボァ」だけでもOKです。「요」を取るだけで、親しい雰囲気がぐっと増してきます。
또 보자/トボジャ
「또 보자/トボジャ」は「또 봐」と同じくらい、親しい間柄の表現です。「보다」に「~しよう」という勧誘の意味をもつ「자」を付けて、「また会おう」という表現になっています。
안녕/アンニョン
「안녕하세요/アンニョンハセヨ」や「안녕히 가세요(계세요)/アンニョンヒガセヨ(ケセヨ)」を、「안녕」の一言に縮めた若者言葉のひとつですが、すでに30年以上も若者の間で使われているので、定番と言ってもいいかもしれません。
「안녕하세요」のくだけた言い回しでもあるので、「こんにちは」「またね」のどちらにも使うことができます。韓国のTV番組を見ている人なら、タレントが番組の最後に「アンニョーン!」と言って手を振っている姿が思い浮かぶかもしれませんね。
その他の表現
上で紹介した3表現は、友人のような親しい相手にのみ使います。まだ少し距離感のある相手なら「또 꼭 만나요/トコッマンナヨ」という表現がおすすめです。
「만나다」も「会う」の意味ですが、「보다」よりも「約束して会う・落ち合う」のニュアンスがあるので、フォーマルな席でもよく使われます。
「꼭/コッ」は「必ず・きっと」の意味です。「꼭」が間に入ることで「必ずまた会いたい」という心が感じられて、相手も温かい気持ちになるのではないでしょうか。
韓国語の「またね」
韓国に友人がいると、SNSでつながっていてもやはり実際に会いたいものですよね。
チャットの最後にはぜひ「또 봐!」と言ってみてください。もちろん、推しとのビデオチャットの最後にも使って「韓国語が話せるんですね!」と、びっくりさせましょう!