韓国語で「すみません」は?場面に合わせた3つの言い方

すみません

電車内で誰かの足をちょっと踏んでしまったとき、店員さんを呼び止めたいとき、せまい通路を少し空けてほしいときなど、「すみません」は万能な言葉ですよね。

日本語の「すみません」は謝罪から感謝、相手への呼びかけまで表すことができるため、とても使い道が広い言葉ですが、韓国ではどのように使われているのでしょうか。今回は、思わず「すみません!」と言いたくなるときの韓国語の表現3パターンを紹介します。

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1. 죄송합니다(チェソンハムニダ)

誰かの足をちょっと踏んでしまったときは、この言葉で謝りましょう。죄송(チェソン)は漢字で「罪悚」と書きます。「罪を悚(おそ)れる」の文字通り、明らかに自分に非があるときに使う言葉です。

また「죄송합니다」は、ていねいな言い回しなので、目上の人や公式的な場、オフィスでもよく使われます。ときには「죄송!」だけで使われる場合もありますが、日本語だと「失礼!」といったところでしょうか。

늦어서 죄송합니다(ヌジョソ チェソンハムニダ)
遅れて申し訳ありません。

정말 죄송합니다(チョンマル チェソンハムニダ)
誠に申し訳ありません。

2. 저기요(チョギヨ)

お店で店員さんを呼びたいときは、この言葉を使ってみましょう。「저기」は、もともと「あそこ」の意味ですが、お店では店員さんを呼び止めるときに使われています。

ほかにも「このバスは○○に停まるのかな?」など、ちょっと誰かに聞きたいときに話しかける言葉としても役に立ちます。

저기요, 물 좀 주세요.(チョギヨ、ムルチョムジュセヨ)
すみません、お水ちょっとください。

저기요, 이 버스는 ○○에 섭니까?(チョギヨ、イボスヌン○○エソムニッカ?)
すみません、このバスは○○に停まりますか?

3. 잠깐만요(チャンカンマンニョ)

せまい通路を少し空けてほしいとき、ちょっと待ってほしいときはこの言葉で伝えましょう。

意味は「잠깐=ちょっとの間」「=だけ」で、英語の「Just Moment」と同じです。

ソウルの地下鉄は混んでいることが多いのですが、目的の駅で人をかき分けて降りるときにも使われます。「チャンカンマンニョ、チャンカンマンニョ・・・」と言って降りていく人をよく見かけます。

잠깐만요. 기다려 주세요.(チャンカンマンニョ.キダリョジュセヨ)
すみません。待ってください。

잠깐만요. 지나가겠습니다.(チャンカンマンニョ.チナガゲッスムニダ)
すみません。通ります。
*「잠깐만요.」だけでも伝わります。

韓国語の「すみません」まとめ

今回は「すみません」の韓国語を3パターン紹介しました。

「すみません」一言でも、日本と韓国では表現がかなり違いますよね。ぜひこの3つをマスターして、韓国旅行のコミュニケーションに活かしてください。