「イルボン」「チング」「ソンベ」 よく聞く韓国語をカタカナで!意味と発音の解説も
韓国のドラマやコンテンツ、K-POPに興味がある人であれば、一度は耳にしたことがある韓国語がありますよね。
今回は、韓国語学習者でなくても役立つ、カタカナでも良く調べられる韓国語と、その意味を詳しく解説します。
例えば「イルボン(일본)」は「日本」の意味ですが、似た単語も多く注意が必要です。
この機会に、韓国語のニュアンスをもっと理解してみましょう!
イルボン(일본)- 日本
日本をイルボンと言うのは、知っている人も多いと思いますが、実は似ている単語があります。
イルボン(일번): 1番、1番目、ナンバーワン
イルバン(일반): 一般
日本のイルボンは「일본」なので、間違わないように!発音も違うため、注意が必要です。
チング(친구)- 友達
友達に意味を表すチング。ㅈではなくㅊなので、文頭や文中に来てもチングと発音します。
イルボンチング(일본 친-구): 日本の友達
チングドゥル(친구들): 友達たち
チングッキリ(친구 끼리): 友達同士
ソンベ(선배)- 先輩
先輩や年上、その分野で活躍している人に対して使います。
韓国では学校だけでなく、職場や趣味のグループなどでも広く使われる呼び方です。
オッパ(오빠)- お兄ちゃん
女性が年上の男性を呼ぶ場合に使います。
発音はカタカナ通りで「オッパ」なので、日本人でも難しくないでしょう。
ヌナ(누나)- お姉ちゃん
男性が年上の女性を呼ぶ場合に使います。
ヌナの発音は日本語のカタカナ通りです。
ヒョン(형)- お兄ちゃん
男性が年上の男性を呼ぶ場合に使います。
ㅕは「オ」の口をしながら「ヨ」の発音をします。
またㅇは舌がどこにも付かないので、カタカナ通りの「ヒョン」ではないため注意です。
オンニ(언니)- お姉ちゃん
女性が年上の女性を呼ぶ場合に使います。
어は「ア」の口をしながら「オ」の発音をする、+ㄴは舌が前歯の裏に付くタイプの「ン」です。
오빠、누나、형、언니はある程度親しい間柄で使うため、初対面の人や上司に対しては使えません。
他人ではなく兄弟同士で呼び合う場合も、もちろん使います。
ソンセンニム(선생님)- 先生
学校の先生はもちろん、敬意を表す際にも使われる呼び方です。
カジュアルな言い方で、ッセム(セム)=쌤(샘)という表現もあります。
カタカナで表記すると、ソンセンニムですが、
・ㄴ=舌先を上歯茎に付けて発音
・ㅇ=舌先はどこにも付けず発音
・ㅁ=唇を閉じて発音
それぞれ「ン」の発音が違うので、注意が必要です。
ウリ(우리)- 私たち、私たちの
カジュアルな場面で「私たち・私たちの」を意味します。
丁寧な言い方はチョヒ(저회)です。
韓国は身内に対してウリを付ける「ウリ文化」があります。
自国のことをウリ ナラ(우리나라)と言い、自分の家族や友達・ペットに対してもウリを付けます。(うちの○○という意味に近いです)
ウリ アッパ(우리 아빠): お父さん
ウリ ヌナ(우리 누나): お姉さん
ウリ チング(우리 친구): うちの友達
メクチュ(맥주)- ビール
韓国でもビールは飲食店で良く飲まれるアルコールで、CassやTERRAなどが有名。
맥は麦、주は酒という意味です。
ソメク(소맥): 焼酎とビールを混ぜた飲み物。
チメク(치맥): チキンとビールの組み合わせ。韓国人にとっては有名なコンビネーションです。
ちなみに、焼酎はソジュ(소주)です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はカタカナで良く調べられる韓国語の単語を紹介しました。
発音やニュアンスに注意することで、より韓国語に興味を持ち、勉強してみたい!と思っていただければうれしいです。
カンタンな単語でも発音に気を付けることで、コミュニケーションの幅が広がりますよ!