韓国語の語彙力はK-popで増やす!? 2 ”Talk that talk”で学ぶ韓国語単語
韓国語と勉強するにあたり、鍵を握るのが「語彙力」。
前回に続き、渡韓歴25回を数える韓国好きの方に、K-popを使った「語彙力」の増やし方について解説していただきます。
語彙力を増やすのに最適なK-pop
文法を知っていたって、語彙量がないと、聞き取りもできません。韓国語で知っている単語が増えれば、話の中から拾える言葉が増えます。
逆に、単語をとにかく羅列すれば、通じるものは通じます。知っている単語が多いにはこしたことないのです。
と、いうのはたやすいですが、年齢とともに衰える記憶力・・ひとくちにより多くの単語を覚えるといっても、けっこう大変なものです。
が、格好の教材があります。KPOPの歌詞です。好きな歌の歌詞で使用されている単語を拾って覚えるのが、近道です。
前回、Psyさんの”That That” 取り上げましたが、今回はTwiceの”Talk that talk”でいきたいと思います。
Talk that talkで学ぶ韓国語語彙
まずは、日本語と同じ漢字が使用されており、読みも同じかほぼ同じもの。
난 이미 알 것 같지만 私、意味わかっちゃった気がするのだけど
시간 낭비는 싫으니 時間のムダは嫌いだから
次に、使用されている漢字は同じだが、読みが韓国特有のもの。
더 결정적인 Thing (That thing) もっと決定的なThing
본론을 원해 本論(=本音)が欲しい
서론 따위 말고 (I mean L word) 序論じゃなくて
周りくどい言い方ではなく、ズバッと「I LOVE YOU」と「Lワード」を言ってほしいという、この歌の趣旨でもあり、サビにもつながるこの歌詞です。
使い方が日本語のそれとは若干違うものの、
決定=결정
的=적
本論=본론
序論=서론
と読む、ということですよね。
韓国語の場合、1つの漢字に対して1つの読みしかないことが多いため、1つの漢字の韓国語読みを覚えると、あらゆる単語で応用が効きます。
ちなみに、前回”That That”サビの「좌 우 위 아래로」に続き、”Talk that talk”でも、
위아래로 Roll roll roll 上下にRoll roll roll
と、韓国の固有語である 上=위、下=아래 を使用した歌詞が連続しました。
たまたまなのか、偶然なのか!?
このように違う歌の歌詞で、同じ単語を繰り返し聞いたりすると、覚えが早いです。
今回も、KPOP歌詞からお手軽に、単語が勉強できてしまいまました。
私はこうして、新しく単語を覚えたり、以前覚えた単語の復習をするのに役立てています。みなさまもぜひお役立ていただければと思います。