「善意の競争」で学ぶ中級韓国語「기억 나다」「글쎄」

ドラマで韓国語

この記事では、ドラマ「善意の競争」で使われている韓国語の中級表現を勉強します。

原作のタイトルは「선의의경쟁」です。「선의=善意」、「경쟁=競争」、間にある「의」は「~の」を意味するため、韓国語タイトルを直訳したものが、そのまま日本語タイトルとなっています。

学園を舞台にしたミステリードラマで、Girl’s Dayのイ・ヘリ、IZ*ONE元メンバーのカン・へウォン、GOT 7のヨンジェなどが出演しています。

現在は、アマゾンプライムやU-NEXTなどで視聴でき、ランキング1位となるなど、人気のドラマです。

韓国語中級表現がたくさん出てくるので、ぜひ参考にしてくださいね。

기억 나다

【意味】
思い出す、覚えている、思いつく

【文法解説】
기억は記憶、나다は出る、という意味で、2つの単語が合わさった表現です。

【実際のドラマシーン】
<善意の競争 第1話>
幼少期を振り返っているシーンにおける、スルギのセリフ

사실 잘 기억 안나
->「正直、よく覚えていない」

【使い方の解説】
「기억 나다」を否定系にする時は、ドラマに出てきたように、나다の前に안をつけます

日本語でも、ただ「覚えていない」ではなく「よく覚えていない」ということが多いですが、韓国語でも同様で「잘=よく」をつけて使うことがあります。

글쎄

【意味】
さぁ、ええと

【文法解説】
相手の発言などに対して、肯定も否定もせず、回答を濁す時に使われるフレーズです。簡単な相槌ですが、글쎄요と、「요」をつけると、丁寧な表現になります。

【実際のドラマシーン】
<善意の競争 第2話>
ユ・ジェイがスルギの手を引いて、食堂に向かう姿を見た、生徒たちの会話

저 무슨 상황이지?」「글쎄
->「あれは、どういう状況?」「さぁね」

【使い方の解説】
「さぁ・・」と回答を濁す表現なので、日本語と同じように、頻繁に使うとあまり良い印象を与えないかもしれません。

글쎄 잘 모르겠어요=さぁ…よく分かりません」のように、後に文章を続けると少し丁寧な印象になります。

まとめ

韓国ドラマ「善意の競争」には、韓国語の中級表現がたくさん出てきます。登場人物が高校生ばかりなので、若者らしい話し方が多い点もポイントかと思います。

リスニングは、耳が慣れてくると、スッと分かるようになる瞬間がありますよ。ぜひ今後も、韓国語の勉強を続けていきましょう!