韓国のお正月は日本と違う?お年玉・福袋・新年会の韓国語は?
今回は、韓国と日本のお正月の違いについて紹介します。
旧正月(ソルラル)についてや、お正月に関わる韓国語についても合わせて解説しています!
韓国は1月1日より旧正月(ソルラル)が重要
日本では新暦の1月1日がお正月として重要視されています。
年末から三が日の1月3日までは年末年始の休みとされており、家族や親戚と過ごす人が多いです。
韓国では新暦の1月1日はあまり重要視されず、旧正月(陰暦の1月1日)がメインイベントになります。
旧正月の時期は毎年異なりますが1月下旬から2月中旬にあたる場合が多いです。
過ごし方は日本と同様、家族や親戚と過ごす人が多く、もちろん仕事もお休みになります。
2025年の旧正月:설날(ソルラル※)は1月29日(水)で、前後1日がお休みになるため1月28日(火)~1月30日(木)の3日間が祝日になります。
その前後の平日も休みを取る人が多いため、この時期に渡韓を考えている人は交通手段やお店の営業時間などに注意しましょう。
※설날 [ソルラル] と発音します。ソルナルではないので注意しましょう。(流音化)
お正月に関わる韓国語
日本と韓国ではお祝いする時期が違うことがわかりましたが、日本で良く使う、お年玉、福袋、初詣、新年会、初詣、を表す韓国語は存在するのでしょうか?
お年玉
韓国語でお年玉は세뱃돈 [セベットン] と言います。
※세배(新年のご挨拶)+돈(お金)
韓国でもお年玉の文化があり、新年に家族や親戚などに渡すことが一般的で、日本と同様、子供たちが受け取ることが多いです。
ただ、세뱃돈は세배(新年のご挨拶)を行ったあとに貰えることが条件だそうです。
福袋・初売り
韓国語に、福袋や初売りを表す単語はないですが、新年に合わせてセールを行うことは日本と同じようです。
あえて福袋を表すなら「LUCKY BOX」=럭키박스という単語が近く、お店やネットショッピングなどで良く使われています。
初詣
日本の「初詣」に相当する韓国語はありません。
韓国では新年に祖先を祭る儀式、茶礼(チャレ)を行うことが一般的です。家族が集まり、食事やお酒を供え、祖先の霊を迎え入れるための祈りを捧げます。
家族で神社に出かける日本とは違い、家族で家に集まって儀式を行っている様子は、韓国ドラマでも良く見ますよね。
新年会
韓国語で新年会は、신년회 [シンニョンフェ] と言い、1年の始まりを祝うために行われます。
ちなみに忘年会は韓国語で송년회[ソンニョンフェ]と言い、直訳すると「送年会」です。망년회(忘年会)はネガティブな意味があるという認識が広まり、最近では송년회が一般的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
韓国のお正月は旧正月(ソルラル)がメインイベントで、日本のお正月とは異なることがわかりました。
お祝いの仕方も異なるようですが、家族や親戚と集まる人が多いという点では変わらないようですね!
日本人にとって旧正月はあまり馴染みのない文化なので旅行予定の人は気を付けましょう。