韓国語単語比較「먹다 VS 먹히다」(被動詞)

食べる

間違いやすい韓国語「먹다 VS 먹히다」

間違いやすい韓国語を比べながら、用法や使い方を覚えていくコーナー。第7回は「먹다」と「먹히다」について見ながら、「被動詞」について勉強してみましょう。

먹다 と 먹히다の違い、被動詞とは

먹다と먹히다の単語の意味は、
먹다 : 食べる
먹히다 : 食べられる

となります。「먹히다」は、「먹다」の被動詞(피동사)となります。

被動詞は、他人の行動を受けて動かされる場合に使われます。被動詞には色々な表現がありますが、文法でよく出る表現は、動詞の語幹に「‐이,히,리,기」の接辞がつく単語です。いくつか例を挙げます。

쓰이다,놓이다,쌓이다,보이다,잠기다
잡히다,먹히다,닫히다,밟히다
팔리다,열리다,걸리다,들리다
안기다,쫓기다,끊기다,빼앗기다

受け身として、「受けた側・された側」のように覚えれば理解しやすいと思います。文章では、受けた側が主語になりますね。

被動詞の用例

それでは、「먹다」と「먹히다」に加えて、様々な被動詞の用例を見ていきましょう。

새가 벌레를 먹었다. 鳥が虫を食べた。
벌레가 새에게 먹혔다. 虫が鳥に食べられた。

경찰이 범인을 잡았다. 警察が犯人を捕まえた。
범인이 경찰에게 잡혔다. 犯人が警察に捕まった。

문을 닫았다. ドアを閉めた。
문이 닫혔다. ドアが閉められた。

엄마가 아기를 안았다. お母さんが赤ちゃんを抱いた。
아기가 엄마에게 안겼다. 赤ちゃんがお母さんに抱かれた。

그가 내 마음을 뺏았다. 彼が私の心を盗んだ。
내 마음이 그에게 빼았겼다. 私の心が彼に盗まれた。

(전기 회사에서) 전기를 끊었다. (電気会社が)電気を止めた。
(전기 회사에 의해서) 전기가 끊겼다. (電気会社によって) 電気が止められた。

今回は被動詞に関して見てみました。それぞれの場面での使い方の違いを見ながら、セットで覚えていきましょう。