韓国語の勉強におすすめの本! 「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」で学ぶ中級韓国語
この記事では、韓国発のエッセイ本「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」に出てくる韓国語の中級表現を解説します。
原作のタイトルは「괜찮지 않은데 괜찮은 척했다」で、直訳がそのまま「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」となります。
心が少し疲れている時、頑張り過ぎてしまった時に、力をくれるエッセイが詰まっている本で、韓国でも日本でも話題となりました。
このエッセイの中には、分かりやすく、よく使う韓国語中級表現がたくさん出てきます。ぜひ、参考にしてください!
~척 하다
【意味】
~のふりをする
【文法解説】
~척 하다の前には、動詞や形容詞、名詞がきます。
直前の単語が動詞の場合は、動詞のパッチムの有無に関わらず「~는 척하다」となります。直前の単語が形容詞の場合、その形容詞にパッチムがあれば「~은 척하다」、パッチムがなければ「~ㄴ 척하다」とします。
直前にくる単語が名詞の場合は、パッチムの有無に関係なく「~인 척하다」とします。
【実際の文章】
本のタイトル「괜찮지 않은데 괜찮은 척했다 」
->「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」
【使い方の解説】
原型は「~のふりをする」ですが、해다を過去形の했다にすることで「~のふりをした」と過去の文章にすることができます。
아무리~어/아도
【意味】
いくら~も、どんなに~も
【文法解説】
아무리は副詞で「いくら」「どんなに」という意味を表します。それに「~어/아도」がつくことで、「いくら~も」「どんなに~も」という意味になります。
【実際の文章】
「아무리 열심히 살아도 행복하다 느껴지지 않을 때」
->「いくら必死に生きても幸せを感じられない時」
【使い方の解説】
このほかにも、「아무리 생각해도(=いくら考えても)」や「아무리 그래도(=いくらなんでも)」といったフレーズも、よく使われます。ドラマなどでも頻繁に登場する表現なので、覚えておくと便利です。
まとめ
日本でも韓国でも人気となったエッセイ「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」には、韓国語中級の学習に便利な表現がたくさん出てきます。
ドラマと違って、本は自分のペースで読み進められるので、じっくりと勉強できておすすめです。このエッセイを読んでいると優しい気持ちになれる気がしますし、少し疲れている時も元気をもらえますよ!
今後もぜひ韓国語の勉強を楽しんでいきましょう。