韓国と日本のバレンタインデー、その違いと共通点は?
2月14日はバレンタインデーとして、世界中で認識されています。
日本では「友チョコ」「義理チョコ」など、バレンタインデーにまつわる独自の単語が存在します。
最近では「平成女児チョコ」といった1990~2010年代頃に流行った手作りチョコレートの再流行までしており、日本でも基本的には女性が楽しむイベントとして周知されています。
今回の記事では、韓国ではバレンタインデーをどのように楽しむのか、日本との違いがあるのかを紹介します!
韓国と日本のバレンタインデーの歴史
バレンタインデーは、欧米から伝わった愛を祝う日として、日本と韓国の両国で広く知られています。
日本と韓国でバレンタインデーが普及したきっかけは、お菓子メーカーによるプロモーションで商業的な要素があります。
1950年代に日本で、その30年後の1980年代に日本と同じ流れで韓国でも広まりました。
バレンタインデーには女性が男性にチョコレートを贈り、ホワイトデーでは男性から女性にお返しする習慣は両国でも同じです。
韓国独自のバレンタインデーにまつわるイベント
韓国のバレンタインデーは日本と同じ習慣ですが、韓国にはバレンタインデーにまつわる独自の文化が存在します。
3月14日 ホワイトデー
日本でもあるホワイトデーですが、韓国では「男性が女性にキャンディーを贈る」習慣があります。
キャンディーである理由には色々あるようですが、こちらもメーカーの商業的なプロモーションが影響しているそうです。
もちろんキャンディー以外にもホワイトデー限定のお菓子や花束なども主流です。
4月14日 ブラックデー
バレンタインデーやホワイトデーでパートナーがいなかった人々が集まり、ジャージャー麺を食べて慰め合う習慣があります。
ジャージャー麺のソースが黒いことから、ブラックデーと呼ばれています。
韓国人は日本人にくらべて記念日が多く、特に恋人同士で楽しむイベントごとが多く存在します。
面白い記念日については、また別の記事で紹介しようと思います!
バレンタインデーにまつわる韓国語
バレンタインデーにまつわる韓国語を紹介します。
・バレンタインデー:발렌타인데이 [バレンダイン デイ]
・ホワイトデー:화이트데이 [ホワイトデイ]
・ブラックデー:블랙데이 [ブラックデイ]
・チョコレート:초콜릿 [チョコリッ]
※日本語と同じ発音をしても通じない可能性が高いので注意が必要です。초코 [チョコ] でもOKです!
・義理チョコ:의리초콜릿 [ウィリチョコリッ]
※의리=義理
・友チョコ:우정 초콜릿 [ユジョン チョコリッ]
※우정=友情
・チョコくれる?: 초콜릿 줄래?
・チョコをもらった。: 초콜릿 받았다.
韓国と日本のバレンタインデーまとめ
いかがでしたか?
2月14日のバレンタインデーは、愛を祝う日として世界中で広く認識されています。
一方で韓国では、ブラックデーといった独自のイベントが存在することがわかりました。
この時期に韓国へ行くと、派手で大きなラッピングがされたバレンタインデーの贈り物がコンビニでたくさん見れます。
機会がある人はぜひ、現地のプレゼントもチェックしてみてください!