ソウルを知ったら次は・・釜山グルメにまつわる韓国語

釜山

K-pop、韓国ドラマに親しんでいると、行きたくなるのが韓国旅行。王道はもちろんソウルですが、中には次なる都市、釜山や大邱などを目指す強者がいると思います。今回は、訪韓歴約30回の韓国好きの方に、釜山(プサン)のグルメを、食材を表す韓国語と合わせて解説していただきます。

낙곱새 ナッコプセ

手長タコと牛ホルモン(小腸)、エビ、野菜、春雨などをあの赤いタレ「ヤンニョム」と一緒に鍋で煮て作る鍋料理です。

낙지 ナクチ(手長ダコ)
곱창 コプチャン(牛ホルモン)
새우 セウ(エビ)

の頭文字を合わせて「낙곱새

黄金の組み合わせです。

낙지のみ、낙지と곱창、もしくは새우どちらかのみといった「応用編」も良くお見かけしますが、初めての場合で特にアレルギーなどないようでしたら、まずはこの3つの組み合わせでぜひ味わっていただきたいと思います。

ほぼ必ず白米と薬味がついてきますので、丼に入ったご飯にかけてビビンバのようにして食べるのが定番です。インスタントラーメンなどの麺も追加して味わうのもいいですね。韓国焼酎のおつまみとしても良く合います。釜山に行ったらまずこれを食べてみてください。

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밀면 ミルミョン

釜山のご当地麺です。

韓国では小麦、밀가루は小麦粉を意味します。

は「麺」。ソウルなどでお馴染み냉면(冷麺)の면ですね。つまり밀면とは小麦粉で作った麺という意味です。釜山の麺は小麦ベースなんですね!

朝鮮戦争の際に冷麺の本場である北部地域から避難した人たちが、そば粉やでんぷんの代用として小麦粉を使って밀면を作ったのが始まりとされるそうで、元々は冷麺の流れを汲んだ料理です。麺の食感やスープの味など、冷麺とはまた違った美味しさがあるので、ぜひ楽しんでいただきたいです。

돼지국밥 テジクッパ

韓国南東部の慶尚道(경상도)地方の郷土料理です。釜山は慶尚道地方の1都市であることから、釜山で良く食べられるお料理の1つとなっております。

韓国語で돼지は豚、はスープ、はご飯を意味します。豚肉の各部位を煮込んだスープにご飯を入れて味わいます。途中からキムチなどの薬味を入れての「味変」も楽しい。1人旅でも気軽に食べられますので、釜山旅行の必食メニューです。

釜山旅行も楽しんで!

韓国語を勉強したら、実際に韓国を旅することで、韓国語をもっと話せるようになりたいというモチベーションアップにもつながること間違いなしです。ソウルに比べ、釜山はまだ日本人観光客が少なく、穴場感があります。ソウルに慣れたら、次はぜひ釜山にも足を運んでみてください!