韓国語で「絶対」は?「꼭」「반드시」「절대로」「기필코」の違いとは?
韓国語を学習していると、「꼭」「반드시」「절대로」「기필코」など、“強調”や“意志”を表す副詞がたびたび登場しますよね。
これらはどれも「必ず」「絶対に」と訳されることが多く、ネイティブではない日本人にとってはどのように使い分けるんだろう、、と疑問に思うことが多いはず。
実はそれぞれにニュアンスの違いがあります。ここではそれぞれの意味と使い方、例文を通して違いをわかりやすく紹介していきます。
1. 꼭:「必ず」「ぜひ」
「꼭」は最もよく使われる表現で、日常会話でも頻出です。
「絶対に」「ぜひ」「しっかりと」など、文脈によって意味が少し変わります。比較的柔らかい印象で使いやすい言葉です。
話し言葉、友達との会話でもよく使う印象で、「다시 꼭 만나요(また絶対会おうね)」と言った感じです。
例文
내일 꼭 와 주세요.
明日必ず来てください。
약속은 꼭 지켜야 해요.
約束は必ず守らないといけません。
2. 반드시:「必ず」
「반드시」は「꼭」よりもやや堅く、フォーマルな印象を持ちます。
命令文や強調表現と一緒に使われることが多く、少し重みのある「絶対に~しなければならない」というニュアンスがあります。
例文
우리는 반드시 이겨야 합니다.
私たちは必ず勝たなければなりません。
마감 시간은 반드시 지켜 주세요.
締切時間は必ず守ってください。
3. 절대로:「絶対に(~しない)」
「절대로」は否定文とセットで使われ、「絶対に~してはいけない」「決して~ない」という強い禁止や否定の意味を持ちます。感情がこもった強い言い方です。
例文
이건 절대로 비밀이에요.
これは絶対に秘密です。
절대로 포기하지 마세요.
絶対に諦めないでください。
4. 기필코(キピルコ):「必ず(意志を込めて)」
「기필코」は書き言葉で、強い意志や決意を表す時に使います。
日常会話ではあまり使われませんが、演説や作文などでは「何があっても必ず」という力強い表現として使われます。
例文
저는 기필코 꿈을 이룰 거예요.
私は必ず夢を叶えます。
기필코 진실을 밝히겠습니다.
必ず真実を明らかにします。
▼よく使うこちらの表現も▼
まとめ
どれも「必ず」と訳されますが、文のトーンや目的に合わせて使い分けることが大切です。
日常会話では「꼭」、公的な文章やスピーチでは「반드시」や「기필코」、そして否定には「절대로」を使いこなせると、表現がぐっと自然になりますよ!