ドラマで覚える「中級韓国語」【ハベクの新婦】編
この記事では、韓国ドラマ「ハベクの新婦」の中で使われている韓国語中級表現を解説します。
原作のタイトルは「하백의 신부」です。原作を直訳したのが「ハベクの新婦」となっています。
このドラマは、ある事情から人間の世界にやってきた神、ハベクと、ヒロインであるソアのラブストーリーです。人気ウェブ漫画を元に実写ドラマ化されました。
「ハベクの新婦」には、韓国語中級表現が多数登場します。神であるハベクたちの言葉遣いは、聞き取りにくいものもあるかもしれませんが、日常会話で使える表現も多いです。ぜひ、楽しみながら勉強をしていきましょう。
~다 면
【意味】
~だとすれば、~すると言うのなら
【文法解説】
原型は「~다고 하면」です。「~고 하~」が短縮されています。
【実際のドラマシーン】
<ハベクの新婦 第11話>
ハベクが1人、本を読んでいて、ソアが洗濯物を干しながら「読んでみて」とお願いした本のタイトル。
「사랑보다도 더 사랑한다는 말이 있다면」
-> 「愛よりももっと愛するという言葉があれば」
【使い方の解説】
仮定表現としては「~면」があります。「~면」は、一般的な仮定を表します。例えば「여름이 오면 덥다=夏が来れば暑い」のように、当然のことを仮定する時に使われます。
それに対し「~다 면」は、「万が一」のように、可能性としては低いことを仮定する時に使います。
별일 없다
【意味】
変わりない、大したことない
【文法解説】
「별일=特別なこと、大したこと」に「ない」という意味の「없다」が続きます。
「있다/없다」は、一緒に使われることも多いですが、通常、「별일 있다」とは言いません。「별일이다」は、「珍しい」という意味で使う言葉です。
【実際のドラマシーン】
<ハベクの新婦 第6話>
ソアの帰りを心配しながら待っていた、ハベクのセリフ。
「별일이 없었어?」
->「無事だったか?」
【使い方の解説】
このフレーズは、久しぶりに会った人に「お変わりないですか?」と挨拶のように使うこともできますし、今回のように相手の安否を気遣う時にも使えます。
「별일 아니에요」と答えれば「変わりないですよ」と伝えることができます。
まとめ
「ハベクの新婦」には、韓国語中級で学ぶ表現が、多数登場しています。
独特な言い回しもありますが、現代が舞台なので、日常会話でよく使う表現も多く、勉強になりますね。
これからもぜひ、楽しみながら韓国語を勉強していきましょう。